2024年4月に実施した応用情報技術者試験を無事合格することができました!
今日は簡単ですが、合格のために実施した たった2つのことを紹介させていただきます
応用技術者試験とは
試験概要
応用情報技術者試験は、経済産業省が管轄する国家資格で、情報処理技術者試験の一つです。
この試験は、IT業界で中級レベルの知識と技術を証明するもので、基本情報技術者試験の上位に位置します。
受験者は主にシステムエンジニアやプログラマーなどのIT関連職に就いている人たちです。
試験の実施期間
応用技術者試験は毎年4月と10月の2回実施されます
試験日は全国一斉で、詳細な日程は以下IPA 情報処理推進機構の公式ウェブサイトで確認できます
https://www.ipa.go.jp/shiken/mousikomi/schedule.html
試験の形式
試験は午前と午後の二部構成で行われます。
• 午前試験:選択問題形式で、幅広いIT知識を問われます。
• 午後試験:記述式問題で、専門的な知識と実務能力が試されます。
午前、午後それぞれ150分の試験時間となっており
合格するためには、両方の試験で60%以上正答する必要があります。
受験料
受験料は7,500円(税込)です。インターネット経由での申し込みが一般的で、支払い方法も多岐にわたります。
IT資格の中での立ち位置
応用技術者試験は、IT資格の中で中級レベルに位置付けられています
基本情報技術者試験に合格した後、さらに専門的な知識を深めるために受験することが一般的です。
これに合格することで、プロジェクトリーダーやシステムエンジニアとしてのキャリアアップを目指したり
上位資格への足がかりとされる方が多いです
過去の合格率
以下は、過去5年間の応用技術者試験の受験データと合格率の推移です。
実施回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
令和6年度春期試験 | 36,730人 | 8,677人 | 23.6% |
令和5年度秋期試験 | 37,763人 | 8,753人 | 23.2% |
令和5年度春期試験 | 32,340人 | 8,805人 | 27.2% |
令和4年度秋期試験 | 36,329 人 | 9,516人 | 26.2% |
令和4年度春期試験 | 32,189 人 | 7,827人 | 24.3% |
令和3年度秋期試験 | 33,513人 | 7,719人 | 23% |
令和3年度春期試験 | 26,185人 | 6,287人 | 24% |
合格率は基本的に25%前後で、4人に1人が合格する計算です
基本情報技術者試験の合格率が50%近いことと比較しても、1段難易度が上がる試験だと分かります
合格のために実施した2つのこと
心に決めたテキストでひたすらインプット
基本的な知識を身につけるために、信頼できるテキストを選びました。
私が使用したのは「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和06年 (情報処理技術者試験)」です。
細かく章ごとにイラストを交えながら分かりやすく説明されているので、かなり有名なテキストですが
やはりオススメです!
テキストを隅々まで読み込み、一通りインプットを終えた章から演習を開始していました
なぜテキストでのインプットが良かったのか
• 体系的な知識:テキストは体系的に知識がまとめられており、学習の順序を追いやすい。
• 理解の深化:重要ポイントをノートにまとめることで、知識の定着が進む。
• 復習の効率化:自分でまとめたノートは、試験直前の復習や詰め込みに非常に役立ちました。
過去問道場で演習
インプットが一通り終わったら、終わった部分から過去問道場での演習に移りました。
過去問道場は、過去に出題された問題を解くことができるウェブサイトで、実際の試験形式に慣れるのに非常に役立ちます。
https://www.ap-siken.com/apkakomon.php
インプット→過去問道場で演習→テキストで復習→また演習
この繰り返しをしていると、徐々に知識や問題に慣れていき正答率が上がりました
なぜ過去問道場が良かったのか
• 実戦形式の練習:実際の試験形式に慣れることで、本番でも緊張せずに取り組めるようになる。
• 特定カテゴリの演習:カテゴリごとに演習ができる仕組みにもなっており、勉強を終えた部分から演習が開始できる。
• 傾向の把握:過去問を繰り返すことで、出題傾向や頻出テーマが分かるようになる。
• 解説の充実:間違えた問題については詳細な解説があり、理解を深めることができる。
• 繰り返し学習:時間が空いたときに手軽に問題演習ができ、習慣化しやすい。
これらの方法を繰り返すことで、応用技術者試験に必要な知識と実践力を身につけることができました。
試験に向けて計画的に学習を進めることが、合格への近道となります。
あとは試験のギリギリまでテキストやノートを見返して、寸前まで悪あがきをしてください
最後の数分で確認した情報が、試験に出て合格できたなどはよくある話です!
ぜひ、これらの方法を参考にして、応用技術者試験合格を目指してください!