企業のグローバル化が進む昨今で、英語力の向上は必要不可欠
自分の英語力を示すための指標として従来ですとTOEICやTOEFLなどがメインでした
しかし、これらの資格で良いスコアを取得したからといっても実践的な場面で活躍できるかどうかはまた別の話だったりします
そこで私が先日受験してみたのがTSSTというスピーキングに特化した英語の資格です!
こちらの記事では、TSSTに関することや受験して分かったことを簡単に紹介できればと思います
TSSTとは
TSSTは Telephone Standard Speaking Testの略で、英語のスピーキング能力を電話によって測るテストで
数々の人材育成ソリューションを提供するアルクエデュケーション社によるものとなります。
特徴的なのは、テスト形式と所要時間
電話を利用した自動出題形式となり、所要時間もわずか15分間です!
要するに電波が繋がる場所で15分あれば、どこでも受験が可能な手軽なテストとなります
受験者は、専用の番号に電話をかけると自動音声によってテストが進んでいくため本当に手軽に能力を測定することが可能です
テスト概要
こちらが実際のTSSTテスト概要となります
テスト形式 | 電話を利用した自動出題形式 (自動音声によって進んでいきます) |
所要時間 | 約15分 |
出題数 | 10問 (回答時間は各問45秒) |
受験時間帯 | 受験期間中は24時間受験が可能 |
受験地 | 日本国内であればどこからでも受験可能 (電波の良い場所推奨です) |
受験料 | 8,800円(税込) |
15分のテスト時間の中で10問出題されます
流れとしては質問(日本語・英語)が読み上げられたのちに、英語で45秒間回答することになります。
質問→回答(45秒)→次の質問→回答(45秒)という流れを10問繰り返して試験終了です
質問内容は様々ですが、以下のように受験者自身の考えや経験をもとに話すことが要求される問題が多いです
例)勤務パターンとして、在宅勤務と出社して勤務するのどちらが効率的だと思うか?
実際にTSSTを受験した感想
先日、初めてTSSTを受験しました
まず、とにかく手軽です!
隙間時間で、好きな場所から受験できるのは本当に楽でした
受験期間中であればいつでも受けれるので、ご自身の感触でなんとなくフィーリングや気分が良い時に
受験を開始するのがオススメです!
実際にテストが始まると、1問1問があっという間に過ぎていきます
一生懸命に話していると45秒はあっという間に過ぎていきますし、振り返っている暇はありませんでした
ただ、問題によっては時間が余ってしまうものも出てきたりします
その場合は、黙らずに何か補足や追加で話す方が良いスコアを獲得できそうです
たった15分のテストですが、瞬発力と考えながら話すことが要求されるので意外と疲れます!
TSST対策
TSSTで良いスコアを獲得するためには、以下のポイントが出来ていることが重要です
・長い沈黙や過度な言い直しがないこと
→会話の場面で自然な流れから話せる瞬発力があること
・発音や文法、ボキャブラリーの選択、構成に違和感がないこと
→英語の正確さや聞いていてスムーズに内容が入ってくること
・話す内容に、自身の経験や考えが踏襲されていること
→質問に対して、なぜそう思うのかまで明確にカバーできること
なので、普段から英語で自身の考えを話したり、頭の中で文章の構成を考える時間を増やすのがオススメです
お金と時間に余裕のある方ですと、オンライン英会話などで英語を話す機会を持つことはできますし
そうでない方も、自分が目にするものやニュースに対して英語で咄嗟に話し始めてみたり、意見を頭の中でまとめるのでも効果的かと思います
あとは、アルク社のTSSTサイトにサンプル問題があるので、試験前に必ずやっておきましょう
https://tsst.alc.co.jp/biz/sample/
本番にはどういった問題が出るのか、どういった流れで進んでいくのかが良く理解できます
イメージを前もって持っているかどうかで、スコアも大きく変わってきます
最後に
まずは、とにかく受験してみるのがオススメです
簡単に自分の現在地を知ることが出来ますし、スコアが出ると英語学習のモチベーションにもなります
私のスコアはTSSTレベル6で中級だったのですが、それが悔しくて
3月にまた受験してレベル7以上目指すことに決めました。笑
英語の資格はTOEICをはじめ、様々ありますが
どれか1つのみでその人の実践的英語能力を判断できるわけではありません
多面的に自身の英語能力をアピールするためにも、TSSTは今後1つの選択肢となってくると思います